Webサイトの集客といえば、今ではSNSが主流になりつつあります。とはいえ、やはり安定したアクセス数が見込めるのがメルマガ。
特にBtoBのサイトや会員制ECサイトでは、引き続き重要な集客方法のひとつです。
ただし最近はスパムメールの増加などもあり、メルマガの開封率が少しずつ減少しているという話も聞きます。
メルマガの開封率アップと言えば、まずはタイトルの見直しが思い浮かびます。でもそれだけではありません!そこで見直せるポイントを3つ紹介します。
メルマガ配信のタイミングを見直す
メルマガを配信する日時も、実は開封率に大きく影響します。最近ではスマートフォンでメールが読まれることを前提に、ビジネスマンの通勤時間帯を狙って配信するメルマガもあるようです。
配信する曜日を決めているメルマガもあります。例えば「Web担当者フォーラム」というサイトが配信しているメルマガ「Web担ウィークリー」は、毎週月曜日に配信されています。おそらく1週間のはじめの月曜日なら、締め切りの迫った案件も少なくメルマガをじっくり読んでもらえるはず、という意図があるのではないでしょうか。
読者の属性や生活スタイルを予測して、メルマガの配信タイミングを見直してみましょう。
重要なお知らせ情報を含める
開封率を上げるためには、もちろん読者に役立つ内容が必要です。とはいえそれだけではメルマガを開くきっかけになりづらい、というのも事実。
そこで読者が思わずチェックするような重要なお知らせをメルマガに載せる方法もあります。例えばあるECサイトでは、ユーザーごとの保有ポイントとポイントの有効期限を載せたメルマガを定期的に配信しています。今月有効期限が切れるポイントのお知らせであれば、通常のコンテンツに関心がない読者でも、開封するきっかけになるはずです。
もちろんタイトルの工夫も必要です。「〇〇様の保有ポイント・有効期限のお知らせ」というようにあえて広告っぽさをなくしたタイトルにするというのも一つの方法。ただし重要ではないお知らせにもかかわらず、タイトルに「重要なお知らせ」と書いてしまうとかえって読者が混乱してしまうので注意しましょう。
メルマガのFrom設定を見直す
メルマガを開封する前に読者が見るところと言えば、タイトルだけではありません!From(差出人)の名称も開封前に表示されます。意外にもタイトル工夫してもFromは意識していないということもあります。ちなみにFromを設定せず、メールアドレスが表示されてしまうのはもったいないのでNG。
最近のトレンドは、メルマガであってもあえて個人名をFromにするパターン。特にBtoB関連のメルマガによく見られます。個人名で来たメールはスルーしづらいという心理をうまく利用していますし、スパムメールと区別しやすいというメリットもあります。BtoCの場合は実在する担当者名を出すと問い合わせが増えてしまうため、架空の担当者名をFromに設定するところもあるようです。
最後に
3つの見直しとともに重要なのが、メルマガの効果測定を行うこと。一般的なメルマガ配信ツールであれば、開封数(開封率)とあわせて、開封者やメルマガ内のどのリンクをクリックしたかなどの数字は把握できるはずです。
効果測定をして読者の嗜好や傾向をつかみ、さらに開封率アップにつなげていきましょう!