コンテンツマーケティングに成功している企業は、どういう運用をしているのか気になるところ。自社サイトを通じて認知度向上や売上アップにつなげているケースをもとに、成功した理由を検証します!
土屋鞄製作所
鞄やランドセルなどの製造販売を行う土屋鞄製作所。それほど知名度が高いブランドではありませんが、とにかSNSに強い!Facebookでは約28万以上、Instagramでは約54万以上のフォロワーを獲得しています。
注目したいのは、とにかくこだわった写真。製品の写真だけでなく、、季節感のある心地よい写真が充実しています。こうしたビジュアルをメインに、SNSのフォロワーを集めているようです。
ほかにもYouTubeを使って、職人が製品をつくる様子を動画で配信。複数のメディアを駆使して固定ファンの獲得に成功しています。
ねむりラボ
睡眠をテーマにWebサイトを立ち上げて成功したのが、医療機器メーカーのオムロンヘルスケア。眠りを計るというコンセプトの新製品をPRすることが目的。でも製品の告知よりも睡眠に関する役立つコンテンツをメインにしました。その結果見込み客の集客に成功、製品発売前の時点でなんと売上目標を達成したそうです。
「ねむりラボ」では、無印良品など他社と共同で睡眠に関するコンテンツを設けているのもポイント。他社とのコラボレーションによって、新しいチャネルからのアクセス増加につなげています。
サイボウズ式
https://cybozushiki.cybozu.co.jp/
グループウェアを提供するサイボウズ社では、企業の認知度向上のために情報サイト「サイボウズ式」を運営しています。こちらも製品に関するコンテンツは少なく、「働き方」をテーマに親しみやすいコンテンツがメイン。サイボウズ式の戦略は、SNSでシェアを増やし認知度をアップさせること。実際にSNSでバズった記事もいくつかあるようです。
運用体制を整え、高い頻度でコンテンツを増やしている点も成功理由のひとつではないでしょうか。2017年5月時点で、なんと約1,000ページもGoogleにインデックスされています!
ノートンブログ
セキュリティサービスを提供するノートンが運営する「ノートンブログ」。社内の2人だけで運営しているにもかかわらず、月間90万PVを達成するほどのアクセス数を誇っています。
自己流SEOから脱却するために、外部のWebマーケティング会社へ協力を委託。SEOに関するアドバイスを徹底的に受けたことが、成功のポイントだったそうです。
さらにPVを増やすだけではなく、コンバージョン増加につなげるためバナーやランディングページの見直しにも取り組みました。アクセス数をまず増やし、そのあとコンバージョン率を上げるというWebマーケティングの王道を実践できています。
まとめ
Webサイトを活用すれば、大企業でなくとも知名度向上・売上アップにつなげた事例を見ると、自信がわいてきます!
SNSの活用・他社とのコラボレーション・SEO強化などWebマーケティング手法はさまざまですが、まずは役立つコンテンツを作ることが前提。
自社サイトを作り込んで、マーケティング戦略に活かしていきましょう!